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なぜセミリタイアを目指すのか?その理由と失敗人生に学ぶ、お金との付き合い方

投稿日:2019年2月24日 更新日:

私はセミリタイアを目指しております。

セミリタイアとは企業の正社員とは異なり、
週2~3日の労働で生活していくスタイルのことを指しております。

似た単語にアーリーリタイアがありますが、
こちらは定年前にリタイア、かみ砕いて言うと早期退職です。

どちらも2018年ごろから、ちらほら聞くようになった単語ですよね。
実際にセミリタイアもアーリーリタイアも目指している方が一定数いらっしゃいます。

もちろん私もその一人です。

 

みなさん様々な理由をお持ちですが、
私がセミリタイアを目指す理由は2つあります。それは、

働けなくなるリスクを恐れていることと
家族との時間が欲しいからです。

私は実際に働けない体になったことがあり、
今回はその体験を元にして
セミリタイアを目指すきっかけについてを書かせていただきます。

メモ

本記事は、3分ほどで読み終わることが出来ます。




誰にでも突然「働けなくなる」可能性があるということ

私は、とある商社に15年間勤めておりました。
しかしとつぜん退職することとなってしまいました。

理由は「長時間残業」と「パワハラ」です。

私はこのことが原因で「適応障害」という、
いわゆる「うつ病」の前段階の精神疾患となりました。

詳しくはプロフィール記事にて

実は、うつ病や適応障害などの患者数は
2017年度の時点で、日本国内に112万人いることが分かっています。(参考:厚生労働省HP

これは、大分県の人口に匹敵します。


(引用元:wikipedia

日本人口から比較したら、多くないように思われますが
潜在的な患者(受診していない人)も多く存在していることから
実際はまだ多くの方が精神疾患になっているのではないでしょうか。

 

理屈っぽくなってしまいましたが、
うつ病などになる方が多くいる、という事が認識いただけます。

 

それでも私には関係ない?そうとも言い切れません

実際に私が15年間勤めて、突然びょうきになってしまったのは理由があります。

  • 仕事内容の追加・変更
  • 上司、部下の変更
  • 環境の変更

あらゆるものが変わりました。
一番大きいのは、上司が変わった事でした。

 

基本放置で仕事は教えない、間違ったら全員の前で怒る、そもそも見下している。

そんな上司から仕事を引き継ぎながら、部下への引き継ぎ作業を行っていました。

 

残業時間は100時間を超え、休日出勤は当たり前で家族と会う時間は減り
疲れから免疫力が落ち病気がちになり、大量の栄養ドリンク購入などで出費は大きくなり

ある朝、出勤の支度を終え玄関で靴を履いたら

ドアを開ける事が出来なくなりました。

 

 

その日のうちに、適応障害の診断が出ました。

 

 

14年間元気に明るく仕事をしていても、
15年目のある時、何かが変わり、失う日がくる可能性が
誰にでも存在します。

 

それでも「絶対に私には関係ない」と言い切れる方は、
どれだけの人数いるでしょうか?

 

病気で気づかされた幻想

会社員として、会社への忠誠心だけはかなり高かった私は
病気になったあとも「お前は病気なんかじゃない」との言葉を受け入れ
かんたんな仕事などをこなしていっていました。

でも一度こわれた心は、仕事中じわじわと
まるで真新しい白いシーツの上にこぼしたコーヒーの如く
少しずつ私の心をボロボロにしていきました。

そして気が付けば、腕が上がらない。指が動かない。

少しずつ感覚がまひして、

どうにかなっていって・・・

 

社内の人間はそんな私を見て見ぬふりをし、腫れ物に触るような対応で、

やがて私は人間不信になりました。

 

15年勤めても、会社都合でボロボロにされても、
使えなくなった瞬間、この扱い。

 

私は最初に行った心療内科も心から信用が出来ず
やっと予約が取れた新しい心療内科で、詳しく話を聞いてもらえて

私はその日のうちに休職をしました。

 

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収入源を複数つくれば、不測の事態にも対応できる

私は会社員として、たくさんお金をもらおうと頑張ってきました。
そして結果、2ヶ月休職することとなりましたが、
やはり退職を決めるのは勇気がいりました。

 

それは、お金です。

 

さいわい、蓄えがあったので結果的には何とか乗り切ったのですが、
収入源が無くなる、もしくは激減することは恐ろしいことです。

そのため私はこう思うようになりました。

会社員の収入だけで生きるのは、リスクが高すぎる。

 

ひとむかし前のように、働けば働くほどお金が貰える時代は終わったのです。

現実は、いくら働こうが一定の収入しか得ることが出来ません。優良企業なら残業代は出るかもしれませんが…。

しかもその一定の収入さえも無くなれば、いわゆる「詰み」となってしまいます。
(最悪、借りればよいですがあまり良い選択肢では無いですよね…)

 

つまり、どのような働き方が求められるかと言うと
「収入源を複数もつ」ことです。

 

では、どのように収入源を増やせばよいか?

朝は正社員、
夜はコンビニのアルバイト、
といった事ではありません。

このような働き方を真っ向否定するわけではありませんが
体を壊す働き方ですので、お勧めはしません。

 

ではどうするかと言うと、これは本人の適性ややる気次第で色々あります。
以下に例を挙げてみます。

  • メルカリ、オークションサイトなどで私物を売る
  • クラウドワークスなどで仕事を請け負う
  • マクロミルなどのアンケート回答で報酬を得る
  • YOUTUBEやサイトで広告収入を得る

以上のような副業によっても、収入を得ることが可能です。
やり方によっては十分に在宅で出来る上、仕事や育児中のスキマ時間も活用できてオススメです。

 

ただし、やはり労働ですのであまり時間を割けないのが現実ですね。
(フリーランスとして本業でやっている方を除く)

 

資産運用なら、あまり時間をかけずに資産を増やせる

もちろん、デイトレードのように時間をかけてやる方法もありますが
商品によってはあまり時間をとられないものも存在します。

「資産運用」ときくと拒否反応を起こす方も多くいますが
実際には安全な商品を勉強しながら扱えば段々と分かってきます。

実際、私がそうでした。

では安全な商品とは何か?と問われると人によって好みが分かれるので何とも言えませんが、
ウェルスナビあたりは、はじめての資産運用には最適ではないでしょうか。

ファイナンシャルアカデミーでも、無料で学ぶことができます。

ちなみに、私が今まで資産運用で増やした結果は他の記事でも載せております。

 

 

家族との時間を作りたいという想い

前職では長時間の残業や突然の出張で、
家族との時間はかなり制限されておりました。

まだ幼いの我が子を、ほとんど近くで見守る事が出来なかった。

この事実は私自身に大きな悔いを残しました。

結果として働けなくなり、
会社を辞める事で私の想いは一時的には達成しました。
しかし、また会社員として再就職すれば繰り返しになるかもしれません。

最悪のパターン、そうなってもいいように
自分で自分を守る必要があります。

それが資産運用です。

今から少しずつでも運用しておけば月1万、2万と増えてくるかもしれません。

もしかすると全く増えない可能性もありますが、
ここで何もしなければ可能性はゼロです。

何とかしたい。何とか…。

 

私がなけなしの30万円を握りしめて資産運用を始めたのが、2018年6月のことでした。

 

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結論:セミリタイアせずとも自己防衛の手段は確保するべき

私は、正社員として安定した給与を貰いながら
資産運用で稼ぐやり方も良いと思っています。

ただ、私の「家族との時間がほしい」という願望を叶えながら
生活に困らない程度の働き方がセミリタイアでした。

しかも社会人としての経路をシャットアウトしないことで
一定の緊張感と情報が得られるという点も素晴らしいです。

 

あなたも、理想とする生活があると思います。

それがセミリタイアなのか
それともアーリーリタイアして好きな事だけをして暮らすのか
色々な道があると思います。

もし今、あなたが会社員としてだけの収入しかなかった場合、
すぐにでも副業なり資産運用なりを検討するべきです。

これは私の想いですが、

私のように苦しむ人が増えてほしくないと思っております。

 

ネット上で私と似た境遇の方をお見掛けすると
やはり胸が苦しくなり、同時に怒りがこみ上げてきます。

本来、このような働き方を強いている企業がおかしいのですが
それでも自己防衛の手段があるか無いかだけでも、かなり変わってきます。

あなた自身に合った方法は何なのか、よく考えてみて下さい。

あなた自身を守れるのは、あなたしかいないのですから。

 

 

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