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【仕事】大失敗を防ぐ、効果的な方法

投稿日:2018年10月27日 更新日:

こんばんは、あべにうむです。

突然ですが、失敗したことはありますか?

おそらく、大なり小なり何か失敗したことはあるはずです。

もちろん私も数え切れないほどの失敗をしてきました。

特に20代の時、仕事で失敗が多く毎日のように上司から絞られておりました。

 

しかし、ある日を境に失敗を急激に減らすことに成功しました。

私は製造業務に就いていたのですが、

8年間品質クレーム0の実績を作り上げました。

(先日、退職したので8年でストップしました)

 

今回、その方法を簡単にまとめてみました。

再現性は高いと思いますので、参考にされてください。

 

大失敗しない方法

小さな失敗をすることです。

 

これが大事です。

結局失敗するのか、とお思いですよね。

そうです。

人間は失敗をする生き物です。

誰でも必ず失敗します。

しかし大切なのはそのあと。

この小さな失敗をどう捉えるか?がキモになります。

 

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失敗は成長する

小さな失敗は「成長」します。

成長する前に潰しておきましょう。

 

・・・成長なんてしない、と思われましたか?

思ったあなたはいつか大失敗をすることになります。

いまから成長例をお見せします。

 

【成長事例】

・作業をしていたら、何度かカッターで手を切りそうになった。

・「危ない」と思いながらも作業を続けた。

・後日、具合の悪い時に作業をしたら手をケガした。

・血が商品についたが拭いて処理した。ケガにはばんそうこうを貼った。

・次の日、傷がまだ治らず作業しづらく、また別の場所をケガした。

・作業後、他の場所もケガしていることに気が付く。

・ある日、クレームの電話があった。

内容は「商品に血が付着している」「商品の中にばんそうこうが入っていた」

・営業員は、急きょ予定を変更し得意先へ謝罪に行くことになり

工場には監査が入ることになった。

・ケガをしていた為、発生原因元と特定をされ上司に呼び出される。

その後、始末書や対策書の作成を命じられる。

 

上の事例のように、「ケガをする」ということが

そのままクレームに発展する可能性があります。

もちろん、後の工程で血がついていたことや、

商品の中にばんそうこうが混ざってしまったことを見つけてくれるかもしれません。

しかし、見つけてくれないかもしれません。

 

そのため、可能性を潰しておかなければ

小さな失敗が、大きくなってあなたに襲い掛かってくるかもしれないのです。

 

失敗に向き合う

まず、どんな小さなことでも向き合いましょう。

「ドンマイ!」と気分転換して続けるのも結構ですが

正面から向き合わなければ、同じことは繰り返されるでしょう。

 

私は失敗続きで落ち込んでいたある日、この本と出会いました。


失敗学のすすめ (講談社文庫)

10年以上も前の本ですが、今でも内容は思い出せます。

この本が無ければ今の私は無かったでしょう。

(引越しの際に紛失してしまったことが悔やまれます・・・)

せっかくですので、今でも使っている手法を紹介します。

 

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ハインリッヒの法則(ヒヤリハット)

現場でよくある「ヒヤリハット」です。

工場勤めの経験があれば聞いたことがあるのではないでしょうか?

ハインリッヒの法則(ハインリッヒのほうそく、Heinrich's law)は、労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。「ハインリッヒの災害トライアングル定理」または「傷害四角錐」とも呼ばれる。

~Wikipediaより抜粋~

私は、この説明文を反対にとらえています。

300件のヒヤリハットがあれば

29件の軽微な事故・災害が起こり

1件の重大事故・災害が起こる。

 

つまり、ヒヤリハットの数を減らせば

軽微・重大は無くなるという考えです。

 

さきほど、成長事例で取り上げた内容を覚えているでしょうか?

クレームになる背景には、「カッターを使う作業があり、普段から危ないと思っていた」があります。

これはヒヤリハットです。

つまりこの「カッターを使う」「危ない作業」を潰せば、ヒヤリハットは激減でき、クレーム発生は無かったものと考えられます。

 

失敗なき人生に、成長なし

ここまで、大失敗をしない方法を書いてきました。

しかし小さな失敗(ヒヤリハット)は、たくさんするべきです。

小さな失敗をモグラたたきのように潰していくと、ある日気が付きます。

「これ、似たようなことが前にもあったな」

「この仕事は、こういう失敗が起こりそうだな」

と、他の作業への水平展開や、まだ発生していない失敗に気が付いて失敗を未然に防げるようになります。

そうなると更に成長してきて、今度は失敗と思ってなかったものが実は失敗ではないか・・・等と、今度は作業改善や効率化などに目がいくようになります。

こうなると、どんどん失敗したくなりますよね。

 

ただ、気を付けなければいけないのが

失敗への対策が正しかったのか?ということです。

ここを誤ると改善出来なかったり違う失敗を生む原因になります。

対策内容はケースバイケースなので失敗内容・状況・自分や周囲の環境などを考慮して決めましょう。

深く悩まなくても大丈夫です。対策に失敗したら別の対策をして、それを繰り返していきながら最後に潰すことが出来れば良いのです。

それよりも深く悩んでいる間に大失敗に繋がってしまうかもしれません。

 

主婦にも知ってほしい

会社員向きの内容で書いてきておりますが

誰に対しても流用可能だと思ってます。

 

例えばメルカリであなたの商品が3個売れたとします。

3個発送するとき、別々に送り状を貼り付けますよね。

その時、貼り間違えた経験はありませんか?

商品を送り間違えるのは「重大な事故です」。

ではなぜ間違えてしまったのか?

すでに小さな失敗をしているはずです。

 

例えば手順書のような「自分ルール」を作っておくと良かったのではないでしょうか。

郵送するものが複数あれば、当然どれがどれか分かりづらくなります。

自宅で準備していたも「分かりづらいな~」と思ってはいませんでしたか?

・前もって包装にふせんを貼るようにする

・複数色の包装を用意しておく

など、大失敗する前に対策が打てていたかもしれません。

また、自分ルールがあれば毎回深く考えずにすみますので、スムーズに作業ができて時短にもなりますね。

 

まとめ

小さな失敗にたくさん向き合い、大失敗を防ぎましょう。

失敗は良いことです。必ずあなたを成長させてくれます。

失敗は成功の元、とも言いますね。

 

ここまで偉そうなことを書いてきましたが

本当に私は失敗だらけで使えない会社員でした。

失敗で周りに迷惑をかけ続け、上司からは毎日怒られ、

思い出したくない日々を送ってきました。

 

しかし考え方を改めて、多少マシになったと思っています。

先ほど紹介した「失敗学のすすめ」という本について


失敗学のすすめ (講談社文庫)

この本に出会うことで変わることが出来ました。

2005年に発売された昔の本ではありますが、

今でも心に残る、良い本だと思っています。

 

しかし今さらながら思いましたが

まさか約600円で人生が変わるとは、普通思わないものですよね。

そう考えると感慨深いものがあります・・・。

気になった方は是非手に取って読んでみて下さい。

 

最後になりますが、

私はこれからも失敗をしていきます。

既にこの記事の内容も、失敗しているかもしれません。

しかし対策をし、自分を成長させることで

この記事も成長(リライト)していきます。

 

あなたも、失敗を恐れずに向き合ってみませんか?

そうすれば老若男女問わず、成長は止まりません。

失敗=成長

明日はまた一歩成長しています。

これだけでも毎日が楽しくなりそうですね。

 

それではまた明日。

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