もう働くのやめよう。

セミリタイアの男

【休職者必見】傷病手当金と失業保険、どちらがお得?

投稿日:2018年8月1日 更新日:

 

どうも、あべにうむです。

 

先日、心療内科専属の社労士さんから

伺った内容をまとめてみました。

 

題名に書いている内容ですが最初に言っちゃいますけど

傷病手当金の方がお得です!

その理由をご説明いたします。

 

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傷病手当金と失業保険の金額を比較

下記条件を例に挙げてシミュレーションしてみました。

【条件】

1ヶ月の平均給与:300,000円

年齢:36歳

雇用保険の加入年数:10年以上

 

【傷病手当金】

給付日数:1年半

日額手当:6,667円

 

【失業保険】

給付日数:240日(※1)

日額手当:5,687円

 

※給付日数について、

通常は自己都合での退職ですと

3ヶ月の待機期間があるので120日ですが、

会社都合もしくは

精神疾患であった事を申請すれば待機期間0日で給付可能になります。(診断書が必要です)

 

とはいえ、傷病手当の方が期間も長く、支給額が多いです。

1日で1,000円近く違うので

1ヶ月にしたら約20,000円!

なかなか大きいですよね。

 

傷病手当受給のデメリット

あんまり無いのですが、

強いて言うならば労働出来ない事です。

というのも、傷病手当というのは

「病気により労働することが出来ない」

ことが受給条件ですので当たり前の事ですが

静かに療養しておく必要があります。

 

・・・となると気になるのが

不労所得が発生したことで不正受給になるのではないか!?

と、心配になりますが大丈夫です。

「不労所得」とは読んで字のごとく働かずして得ている収入ですので、

働けない状態であることには変わりません。

FXなどのデイトレードでも問題ないようです。

 

但し、副業は労働にあたりますのでやめておいた方がいいでしょう。

不正受給とみなされた場合は返還しなければいけません。

 

また、傷病手当と失業保険は同時に貰うことが出来ません。

そのため、病状が回復した場合は

傷病手当の給付をストップし失業保険の給付申請することも可能です。

 

結論

傷病手当+不労所得=最強

 

もちろん偽って傷病手当を貰うのはダメですよ。

おそらく傷病手当を受給される方って

社会に出てボロボロになって、それでも必死に働いてきた方だと思うんですね。

だから、疲れている時にこういう面で少しくらい優遇されたっていいと思います。

 

私は現在、休業中の身なのですが

あり余っている有給を使いまくっている最中なので

使い切ったら傷病手当に切り替える予定です。

 

傷病手当は、申請についても会社に病気で休業する旨を相談し

医師からの診断書を提出すれば会社から申請してもらえますので割と簡単です。

(受給停止は自分でする必要があります)

 

病気の時は、私もそうですがこれからの先行きがどうなるのか不安になります。

こういう制度があることを知っていれば少しでも経済面で楽になりますので活用していきましょう。

 

  • B!