ワードプレスをお使いの方。
「パーマリンク設定」を雑にしていると
SEO対策どころか、デメリットが生じることはご存知でしょうか?
誰でもかんたんにSEOに強い設定にすることが出来ますので
解説していきます。
- パーマリンクとは?
- パーマリンクの設定方法
- 悪いパーマリンクの設定例
- SEOに強いURLにする
パーマリンクとは?
パーマリンクは、この部分に当たります。
記事ごとのURLを指す部分ですね。
要は、ブログの中の、どこの、どういった記事か、
を指すアドレスになります。
パーマリンクの設定方法
3ステップで設定が可能です。
1.ワードプレス、サイドメニュー
「設定」からパーマリンク設定を行うことが出来ます。
2.初期設定では「基本」になっていますので、
「/カテゴリ/記事名」になるようにしましょう
「投稿名」にしてください。
各記事は、基本的にカテゴリ分けをする必要がありますが
カテゴリを変えたくなった時、アドレスも変わってしまうため
「/カテゴリ」を入れるのはオススメできません。
カテゴリーが未設定の場合は、記事投稿前であれば、
あとからカテゴリー追加して大丈夫です。
↑スラッグのところがURLになります。
3.投稿する前に、タイトル下にある
「パーマリンク」の右側に「設定」ボタンがあるので
英数字で入力し、「OK」ボタンを押しましょう。
悪いパーマリンク設定例
いろんなパターンがありますが、特に悪い例を挙げます
・/category06/page23
・/vvvvvvvvvvvvvvvvvwwwwwww/asdfghjk_zxcvbnm
・/わーどぷれす/パーマリンク設定でSEO対策
上記3つが何故悪いのか?
それは、グーグル先生がそうおっしゃっているからです。
SEOに強いURLにする
下記は、Google Search Console内にあるガイドラインです。
シンプルな URL 構造を維持する
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。
URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
特に複数のパラメータを含む URL など、過度に複雑な URL は、サイト上の同じまたは同様のコンテンツを表す多数の URL を不必要に作成し、クロールの際に問題が生じることがあります。その結果、Googlebot で必要以上に帯域幅を消費したり、サイトのすべてのコンテンツをインデックスに登録できないことがあります。
https://support.google.com/webmasters/answer/76329?hl=jaより抜粋
以上より、SEOに強いアドレスにしようと思ったら
・シンプル(短い)アドレスにする
・どんな記事なのか、URLから分かりやすくする
・意味の分からない羅列や、日付は避ける
・日本語にしない
(例えば、「/わたし」はNGですが「/watashi」はOK)
・アンダーバーではなく、ハイフンを使う
・・・ということになります。
確かに訳の分からないアドレスや、むやみに長いアドレスは、
見た瞬間怪しさ満点で即スルーしてしまいますよね。
パーマリンク途中変更は、シェア数がリセットされるリスクあり
私は、途中までパーマリンク全てがっつり日本語でしたw
全ての記事がこのような状態でしたので、やむを得ず全てのアドレスを修正しました。
しかし、これもまたデメリットが生じてしまいます。
Googleなどの検索エンジンは、
全てパーマリンクを元にして認識されております。
そのため、そのパーマリンクを変更するということは
Google等の評価もリセットされてしまいます。
出来ることなら、投稿前からSEOを意識した
パーマリンクにするよう心がけましょう。
まとめ
- パーマリンク設定を「/投稿名」にする。
- 記事編集時、パーマリンクを「英数字で、短くて、分かりやすく、アンダーバーを使わない」ものを入力する。
- 途中でパーマリンクを変更しない
上記3点を意識して設定しましょう。
私はパーマリンクに「カテゴリ」を入れて失敗してしまいました。
本来カテゴリを入れたほうがユーザビリティが高く、評価が良くなりますが
カテゴリ変更が出来なくなります。
絶対にカテゴリの変更が無い!と言い切れる人はカテゴリを入れてください。
しかし、大半の方は「今はこのカテゴリだけど将来的に変えるかもしれない」という方ですので
リスクを負ってまでカテゴリを付けないほうが絶対に良いです。
もしパーマリンクを変更する場合は、覚悟してから行ってください。