総務部や、法人携帯電話の管理を任されている担当者のみなさま、
最初に少し手間をかけるだけで永続的にコスト削減できる方法があります。
それは従業員の皆さんが使用している法人携帯電話の料金を下げる方法です。
私が過去、実際にやってみて驚くほど簡単に出来たので
手順をお伝えいたします。
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法人携帯の料金を下げる方法
まず考え方ですが、代理店に
「料金下げてください」
などと言うだけでは下がりません。
何故なら、代理店は料金などどうでも良いからです。
基本的に代理店は、本体や付属品を売って利益を得ています。
契約者が高額なプランに入っていようが、彼らは1円の得にもなりません。
料金を下げるには契約回線。
つまりDOCOMOやau、ソフトバンクといった会社と
交渉する必要があります。
(具体的に言えば「相対契約を結ぶ」ための準備です」
そのため、交渉するための材料を準備します。
料金交渉するための下準備
まず、契約内容がどのようになっているか把握しましょう。
具体的に言うと…
- キャリア(auなど、どの会社か?)
- 契約台数(10台以上が好ましい)
- 契約プラン(特殊なプランになっていれば要確認)
- コスト詳細(通話、ネット使用料など)
以上です。
コスト部分は、基本料を確認してください。
基本料以外が高い場合は、社員教育によってコスト削減できる場合があります。
たまにSMS(1回3円)を乱発している社員がいますよね。
代理店に相談してみましょう
情報が整理出来たら、まず代理店に相談を持ちかけます。
ストレートに「コストを削減したい」といえば良いです。
理由は上記に書いている通り、料金など関係ないからです。
さて、そうは言っても彼らもタダ働きとなってしまいますので、
最終的には代理店にもメリットがあるように
「機種の全台買い替え」や「買い増し」などを匂わせておきましょう。
この時点で、キャリアがDOCOMOの場合、
「料金は下げれません」
とお断りされると思います。
そんな時は、諦めてauかソフトバンクに乗り換えましょう。
相見積もりをとる
DOCOMOから切り替える場合でも、
とりあえず他社の見積書が必要になりますので
相見積もりをとりましょう。
例として、
- 現在auの携帯を使用している
- 現在1台あたり1800円だがコストダウンしたい
- 他社との入札になるので、まず見積もりが欲しい
といった旨を添えて、メールを送れば良いです。
私の経験上、auを利用していたので他2社からの返答は
S社:余裕でくぐりぬける金額を提示
D社:無理wwwwそれよりタブレット買おうぜwwwww
という感じでした。
D社さんは社員4名連れて営業にかけてきましたが
そもそもこちらの意図を汲んですらいなかったので
丁重にお帰り頂きました。
余談ですが、対応があんまりだったので
ついでに個人で契約していたスマホを
楽天モバイルに切り替えました。
ゆるすまじD社。
代理店に相見積書を提出する
筋書きはこうです。
- 自社ではコスト削減を検討している
- 携帯料金が他社の方が安いので乗り換えを検討している
- 他社見積書より安く出来なければ乗り換える
これだけです。
代理店も、実際のところ乗り換えられてもマズいので
担当者が乗り気でない場合でも会社に持ち帰ります。
A社はかなり融通がききました。
最終的にはS社より更に安い料金で決着しました。
少しの手間でコストが下がるならやってしまおう!
実際やってみたら分かると思いますが、
条件さえ合えば楽勝です。
私の場合、総務部から料金明細をもらって
全員のプランと基本料をまとめたという手間がありましたが
数時間もあれば出来る事ですので、急がなければ問題ありません。
それほど交渉が上手なわけでも無い私がやっても、
月額、1台500円安くすることが出来ました。
12台あったので、月6,000円。
年間で72,000円のコスト削減でした。
規模としては地味なコスト削減ですが、
ビジネスで月間、新規案件の純利6,000円を増やすよりも
遥かに楽です。
コストでお困りでも、お困りでなくても
固定費が下がればどこかで還元されるかもしれません。
ぜひお試しください。