あべにうむです。
葬儀には「仏式」「神式」の2つがあるのはご存知ですか?
日本では一般的に「仏式」で行われます。一度は数珠をもって参列したことがあるのではないでしょうか。
しかし、実は「神式」というものがあり、神式葬儀では仏式にくらべ費用が抑えられます。
最近、神式葬儀に参列した際に詳しくなりましたので、解説いたします。
仏式・神式の違い
分かりやすい見分け方は以下の通りです。
仏式:数珠をもつ。お焼香をする。お寺の坊主が読経する。
神式:数珠は不要。玉串奉奠する。神社の神官が祝詞をあげる。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)とは、木の枝のようなものを祭壇に捧げる儀式です。
通常、故人が仏教徒であれば仏式。
神徒、もしくは「神」がつく宗教でも神式になります。
特にこだわりのない方はどちらでも選べます。
仏式・神式の相場
仏教・・・仏式 相場:150~200万
神道・・・神式 相場:50~100万
上記は、プランやオプション有無によって変わります。
盛大に葬儀を行う場合は当然費用は膨れ上がりますし、その逆もしかりです。
だいたいの相場ですのであらかじめご了承ください。
神式では戒名料が不要なので費用が安くなります
神式では戒名料が不要です。
仏教の戒名料は約40万程と聞いたことがあります。
(宗派によって異なるそうです)
神式でも神官へお布施をしますが明確な相場は無く、気持ち程度で良いです。
そのため、戒名料の費用を抑える事が出来ます。
また、葬儀も短いので気持ちの負担も軽めです。
私の実体験
2018年10月、私の祖母が永眠しました。
私の祖父は既に数年前に亡くなっており、その際も神式での葬儀でした。
(二人とも神徒だったことはその時はじめて知りました)
本人の希望で、ごく小規模の家族葬で行われました。
喪主が母で、私もすこし手伝いましたので神式葬儀については少々詳しくなりました。
その中で、神式は費用をおさえられると聞きましたので今回記事を書くに至りました。
とはいえ、不幸ごとの話。あまりお金の話ばかりでは「なんだこいつ」と思われかねません。
元々神式葬儀と決まっていましたが、私の母は祖母と話し合い、簡素なものにする事を取り決めていたそうです。
・少額で簡素なものを希望
・方法は問わない
本当は長生きしてもらうのが一番ですし、
亡くなった時の話なんてしたくありませんが、もめる原因になりかねません。
もし、話し合いができるなら早めに決めておくほうが良いと思いますので
ご本人の希望次第にもよりますが、費用を抑えられる神式葬儀も検討してみて下さい。