せっかく保険会社の社員になった(前回記事:営業未経験・業界未経験!36歳、保険営業マンになりました)ので
保険について勉強したこともアウトプットしていこうと思います。
今回はよく損害保険会社が言う「自動車事故 24時間365日事故受付」についてお話します。
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結論から言うと「あいおいニッセイ同和損保」が対応力最強
理由はかんたんです。
数ある損害保険会社の中で唯一、
あいおいニッセイ同和損保だけが
「夜間・休日も、平日と変わらない対応」をしているからです。
これを聞いてピンときたでしょうか?
正直、私はこれを聞いてもあまりピンときませんでした。
では一体どういうことなのか?
それにはまず、
自動車事故の際に保険会社が何をしてくれるのか?
をお伝えします。
- 事故受付
- 初期対応
- 責任割合判断
- 示談交渉
ざっくり言うと上記4点となります。
実は、夜間や休日は対応が変わります。
さきほどお伝えした4点のうち
「事故受付」「初期対応」の2点しかしてくれなくなります。
というのも実は、
あいおい(名前が長いので、以下あいおいと略称)以外の損害保険会社は
事故の電話をかけると全て
社外の委託先コールセンターにつながる仕組みになっています。
図のような仕組みですね。
コールセンターは、それぞれ対応している保険会社名を名乗るので
「電話したら保険会社が電話に出た」と錯覚してしまうんですね。
そしてコールセンター自体は24時間365日稼働していますが、
損害保険会社は、夜間・休日は休みます。
休みます。
そしてコールセンターは、示談交渉出来ない(弁護士法に抵触する為)ので
事故相手と直接話したりしても全く意味がないのです。
そのため、多くの損害保険会社は「24時間365日事故受付」と書いていますね。
まぁ、確かに間違ってはいません。
何故あいおいだけ、対応可能なのか?
理由は簡単です。
社内にコールセンター部署があるからです。
事故の際に電話したら、保険会社の人間が出ます。
社外の人間だと示談交渉などは出来ませんが
社内の人間ならば出来ます。
ただそれだけのことです。
(莫大なコストがかかっているとは思われますが)
夜間・休日に事故が起こるとどうなる?
平日の営業時間内での対応になります。
簡単に言いましたが、これは結構恐ろしいことで、
例えば平成31年5月、すなわち新しい年号になる際に
10連休になることが既に確定しております。
10連休の初日(4/27)に事故が起きたらどうなるか?
もちろん連休明け(5/7)以降の対応となってしまいます。
そして保険会社側も、10日分の事故案件がたまっておりますので
タイミングによってはかなり後回しにされてしまう恐れがあります。
ちょっと怖いですよね。
まとめ
本当の意味で24時間365日事故対応してくれるのは
あいおいニッセイ同和損保のみです。
他社は「事故受付」となります。
このように書くと、あいおい推しの記事に見えますが
あくまでも強みの一つというだけで、
当然すべてにおいて優れているというわけではありません。
今回この記事を書こうと思ったのは、
「24時間365日事故受付」という
わざと勘違いしやすい書き方をしている事に
少々思うところがあった為です。
(CMでも、わざとコールセンターから転送の描写を省いていますしね)
また、今後も勉強した内容をアウトプットしていきますので
よろしくお願い致します。